何しろ途中二十数年ブランクが有ると言え、40年以上音楽やってるので、古いものや新しいもの、使えるものや、もう動かないものなど色々持ってます。そろそろ整理もしたいこの頃。
エレクトリックギター

現在のメインギター。新品購入だが、長期在庫で比較的安かった。当初弾きにくいと感じたが、花小金井のリペア工房でナット交換、フレット擦り合わせなど色々調整してもらった結果、今はこれが一番弾きやすいかも。
「最近のギブソンにしてはすごく良い」とリペア工房でも言われて、自分でも気に入ってますが、Figuredの割に杢があまり出て無いのが長期在庫になった理由なのかな?私としては得しましたけど。

本格的に音楽活動再開にあたって、最初に入手したギター。ピックアップはSeymour Duncan SH55 Seth Lover Modelに換装。配線もすべてやり直してあります。とても弾きやすく、手になじみ、レコーディングではかなり活躍してます。
メイプルネックなので、扱いにそれほど気を遣わずに済み、遠征や炎天下ライブなどにはこれを使うことが多いです。
中国生産故か、ポットの位置がちゃんと平行四辺形になってないなど、トーカイにしては稚拙な部分もありますが、その他は概ねきちんと出来ています。廉価版でよく問題になるフレット処理も10万以下のギターとは思えないくらいスムーズ。

40年ほど前、高校2年時にバイトを当てにした「月賦」で新品購入した、音楽人生の相棒です。もちろん、ハンドメイド時代の逸品。購入時に「日本に代理店が出来て最初に入った40本の内の1本」と言われました。イーグルギターのサンバーストは他にほとんど見たことが無いので貴重だと思います。
二十年以上ケース内で放置されて、演奏不能状態でしたが、やっと2020年にリペアが完了し、復活しました。古女房なので、色々気を使わないといけないことろがあるのが玉に瑕。レコーディングにおいてハードなソロで主に活躍しますが、バッキングで様々な音が出せる強みもあります。現在ではメタル系の印象が強いB.C.Richですが、実はオールマイティなギターです。

数年前に入手したもの。USAだが比較的巷の評価が低い。割と現代的な音で、所謂「ストラトの音」とは少し違う感があるのが低評価なのか?塗装は極薄のラッカー塗なのでこつんと当てると打痕が残る感じ。そういうところも奇麗に使いたい(割にはレリックの人気が高いが)日本人には不向き?
傷だらけだっていいじゃない、ストラトだもの。
僕は割と気に入ってます。

最近、Time Leapsでもガッツリ歪ませる曲が多くなってきまして、セッションなんかもちょこちょこ出るので、何か万能の所謂スーパーストラトが一本欲しいなあ…と思っていました。
というところでちょうどいい出物が合って購入したこれ。2022はこれをメインに弾こうと思っています。今更シャーベルかよ?ってお思いのあなた!今だからこそですよ!

音楽学校時代に友人のT君から買ったグレコのプロジェクトシリーズのストラト。いまだに正式な型番が不明。SE-1000用のPUが付いていたり、入手時にはどこかの工房のフルローズウッドのテレキャス型のネックが付いていた。検証の結果、SE-800のPUグレードアップとみるのが妥当と結論。
それにフロイドローズを自分で適当に付けたりでぐちゃぐちゃにして数十年放置。2018年に楽器いじりにハマって、自力で復活。ボディとPU以外は電装品含め総交換。割と良い部品を使ってある。
フェンダー以上に「オールドストラトらしい」枯れたシングルコイルの音がする。外に持ち出すことは少ないが、レコーディング時のカッティングはこれが第一選択。
※現在は次のフェンジャパに電装パーツすべてを吸い取られて消滅。

一つ上にあるグレコSE-800改なんですけど、安物の中華トラネックがどうも安物でしかなかったようで、どんどんハイ起きして手が付けられず、最終的に放棄しました。
しかしながら、このピックアップの音の良さは捨てきれず、さてどうしようかと思いあぐねていたところ、ちょうど手ごろなフジゲン期のフェンジャパの中古が出てまして、それを購入してニコイチにしてしまいました。
ボディとネックは質素な感じですが、良かったころのフェンジャパなので仕上げは万全。それにヴィンテージなグレコのピックアップを付けたわけですから、これはもう良くない訳ないでしょ。
てな感じで、むしろHighway Oneよりストラトらしい音のする逸品になりました。

とにかくフロイドが欲しくて激安中古を入手した。多分2000年代中頃のモデルだと思う。
アーミングは下手糞なのだが、デモ音源などで「こんな感じ」と聴かせるにはやはり必要。いつかアーミングやタッピングをバリバリ決めまくれるようになりたい!
安ギター(とは言っても新品時は5万くらいはしただろう)の割に芯のある音がする。Edge3のブリッジが付いているが、チューニングはやりにくい。GOTOHのパワースプリングで復活したが、以前失敗したESPのアーミングアジャスターを付けるかどうかは思案中。

楽器改造に嵌っていた時期にヤフオクで880円で落札したジャンク品Legend LST-X(通称レジェラト)。固着していたポット等の電装は全交換。最後にはターボブレンダーまで仕込みました。安ストラトはプレイテック、セルダー、そしてこのレジェンドといじくり回しましたが、楽器としての素性はレジェンドが一番でした。何しろ弾きやすいし色々「まとも」。腐ってもアリアは楽器メーカーだなと思いました。激安ギターは初心者には勧められませんが、「どうしても1万円くらいでストラトが欲しい」と訊かれたらレジェンドを推薦します。
「月曜日の代々木公園MV」で私が弾いてるのはこれです。現在は使いどころが減って休眠中。
アコースティックギター

数年前に必要に迫られて中古で入手。所謂”エキゾチック・ウッド”のシリーズ。これにはサイド・バックにモビンギとかいう材が使われている。いま、どこのギターメーカーも木材の入手難で苦労しているようなので、アイバニーズもこれはその影響での試行錯誤なのだろう。トップはスプルース合板。
生音は軽~いちゃちな音だが、アンプを通せばまあ普通のエレアコの音がする。でも同じ価格帯なら人にはヤマハを勧めたい。Time Leapsのアコギの音は今のところ全てこれです。

とにかくオベーションが昔から欲しかったので、満を持して入手。USA製と韓国、中国製は弾き比べてしまうとUSAが弾きやすさ、鳴りで一段上のレベルにあると感じました。オベーションは最近人気が無いのでUSAも含めて今は底値だと思います。90年代のディープボウル(1768)と比べた結果、少しでも新しい方が安心できる(特にオベーションはね)のと、ほとんどエレアコとしてしか使わないので、立って弾きにくいディープボウルよりはシャローボウルで十分と言うことでこれになりました。
シャローでもアイバニーズより生音大きいです。弦を替えたらネックが逆ぞりしてべったりフレットについてしまう状況だったので、早々とリペア入りしましたが、幸い症状はトラス調整だけで済んで復活。今後のアコギメインギターとなる予定。
ベース

郷里の中学高校時代の友人T君が「あげる」と言ったので気が変わらないうちに貰った。代わりにPLAYTECHのストラトを2万くらいかけて改造したものをあげた。要するに交換ですね。ちなみにT君はドラマー。
ベースの良し悪しはワカランのだけど、軽くて弾きやすい。90年代製と思うけど、いまだに人気があるようだ。音はちょっと軽いけど、DAWに入れてEQ掛ければ使えない音でもない。デモ作りでかなり重宝してる。実は僕は中学時代ベーシストだったのだ。
現在ポットの接触が今一つで、部品は用意してあるのだが、なんだかんだで忙しくてこいつも放置中。
アンプ

LIONHEART-L20T-112
一応メインのアンプ。これと335の組み合わせが自分の基本形と思っています。レコーディングはこれをスタジオに持ち込んで…と言うのが多い。意外とライブには出番が少ないです。重いしね。ほとんどのハコにはアンプが用意されてるし。出動したのは、すみだジャズと定禅寺ジャズの野外フェス2回だけ。
とっても良い音がします。フェンダーのツインRみたいにシャリシャリしないし、マーシャルみたいにギラつかないし、甘~いふくよかな音のするアンプです。数年前に中国生産になって音家が代理店になって、半額以下にお安くなったので入手。ルックスも良いしいまだに気に入ってます。
でも、フェンダーのHot Rodもちょっと気になるこの頃。

もっぱらライブハウスへの持ち込みはこちらを使います。コルグ関係者の知人、プロギタリストの友人らに勧められて購入。プロギタリストはMV-50全員持ってる(少なくとも僕の周りは)と言っても過言ではない。スタジオリハも最近は毎回これを持ち込むようになりました。だってとっても小さく軽いし。それでいて50Wも出るし。何より、自宅での音作りのまま現場に持ち込める安心感。
ちゃ~んと真空管アンプの音がします。Nutube恐るべし。ブティックと銘打ってる通り、ターゲットはダンブルなのでしょう。ダンブル触ったことも無いので比べられませんが、良い音か悪い音かと言われたら、とっても良い音。リハスタでマーシャルの4発キャビネットに繋ぐと、2万弱のアンプヘッドとは思えない音がします。自前のVOXキャビは2箱体制で、片方にはジェンセンのアルニコP8Rが載ってます。それだけだとちょっと刺激的過ぎるので、オリジナルのもう1発を足せば僕的にちょうどいい感じ。ミニミニ3段積みですが、ライブだとすごいでっせ!